岐阜大学発ベンチャー称号授与式を開催しました
本学は、3月11日(木)に(株)e-NA Biotecと(株)ゼノバイオティックに対し,岐阜大学発ベンチャー認定の称号授与を行いました。
本学では、起業家育成教育を本格化し、起業相談対応を強化したことに伴い,ベンチャー設立数や起業相談件数が増加しました。そこで、平成31年4月から本学と大学発ベンチャーとの関係性を明確化するとともに,本学における大学発ベンチャーの円滑かつ適正な支援を図る目的で、岐阜大学発ベンチャー企業を認定する制度を開始しました。
(株)e-NA Biotecは本学で開発した特許を基盤とし、マイクロRNA医薬の上市を目指しており、(株)ゼノバイオティックは医農薬品で使用される化合物の構造式から、毒性があるかどうかを予測するソフトウェアを開発しています。授与式には、今回認定を受けた (株)e-NA Biotecから北出幸夫代表取締役(本学名誉教授)、(株)ゼノバイオティックから澤田敏彦代表取締役(本学地域科学部特別協力研究員)が出席し,森脇学長から称号記が授与されました。
森脇学長からは、「本学では大学発ベンチャー企業が学内の共用施設を利用できるなど、積極的に支援できる体制を整えていますので、是非活用いただき、ますますの発展に期待しています。」と激励の言葉が述べられました。
本学における大学発ベンチャー企業は、これで計6社となり、今後も本学の研究成果を社会へ還元するため、アントレプレナーの育成に取り組んでいきます。