お知らせ

大学院連合獣医学研究科市民公開講座「伴侶動物の高齢化を考える」を開催しました

 本学連合獣医学研究科は,3月4日(木),市民公開講座「伴侶動物の高齢化を考える」を岐阜大学サテライトキャンパスで開催しました。
 今回は,新型コロナウィルス感染症拡大防止のため,事前登録により会場参加の人数に制限を設け,さらにオンライン参加も可能としたハイブリッド型で行い,一般の方を中心に岐阜県獣医師会や本学関係者などを含む41名の参加がありました。
 本公開講座は,本学連合獣医学研究科が獣医学研究における最新の話題をテーマにし,市民および地域の医療,獣医療の関係者に情報を提供し,地域の方々と率直な意見交換を行うことを目的に年1回開催しているもので,今回が7回目の開催となります。
 これまでは,医療,獣医療及び環境衛生が連携して取り組む"One Health" のコンセプトに基づいて,人と動物が関係する感染症を中心に取り上げてきましたが,今回は,一般の方にとってより身近な「伴侶動物の高齢化」をテーマとして取り上げました。
 動物医療および飼育環境の向上に伴い,伴侶動物の寿命が延びていることが,喜びの反面,高齢化に伴う疾病や行動の変化が問題となってきていることから,飼い主と伴侶動物が共に長く過ごしていけるよう,高齢動物について知っていただくことを目的に講演を行いました。
 講演後の全体討論会では,一般の参加者から,伴侶動物を看取った自らの経験や苦悩・疑問等について多数発言があり,参加者はその思いを共有し,専門家である講師陣の回答や助言に熱心に耳を傾けていました。

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全体討論会の様子

2021.03.16

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