お知らせ

医学教育開発研究センター(MEDC) 第78回医学教育セミナーとワークショップを開催しました

 岐阜大学医学教育開発研究センター(MEDC)は、2021年1月22日(金)・23日(土)の2日間にわたり、第78回医学教育セミナーとワークショップ(以下、「S&W」とする)をオンライン(Zoom)で開催し、総勢297名の参加者・講師により、公募も含めた計8つのeワークショップ、eパネルディスカッション及びeセミナー(Special Webinar)を実施しました。 
 eワークショップでは、レゴ®を用いた省察、多職種連携、臨地実習、教育哲学、身体診察、英語OSCEの指導方法と評価方法など多彩なテーマについて、eパネルディスカッションでは小児科専門医教育について活発な論議がなされました。 また、eセミナー(Special Webinar)は、当センターの鈴木康之教授の最終講義も兼ねて実施し、大学内外合わせて217名が聴講しました。「小児科から医学教育へ」と題し、小児科医での経験から学んだ「全身を診る、家族を診る、社会を診る」という視点、専門分野の先天代謝異常症という稀少難病の研究での経験、医学教育の分野での取り組み等について講演しました。
 なお、2020年度は当センターが中心となり岐阜大学に日本初の医療者教育学専攻修士課程を設置し、それにリンクする形でS&Wも年3回の開催に変更するとともに、その報告書を収載した機関誌である"新しい医学教育の流れ"をオンライン化するなどの改革を図りました。新型コロナウイルス感染症の拡大に見舞われましたが、2020年度に実施した3回のS&Wをすべてオンラインにて滞りなく実施できたことは、withコロナ時代のS&W開催の一つの在り方を示すことができたとも言えます。
 当センターでは、次年度も引き続き医学教育共同利用拠点として我が国の医療者教育の普及・開発・向上に寄与すべく、「医学教育セミナーとワークショップ」を企画・開催します。
 次回第79回は、5月21日(金)〜23日(日)の3日間、岐阜大学にて開催予定です。

講演を行う鈴木康之教授
講演を行う鈴木康之教授
講演終了後の花束贈呈
講演終了後の花束贈呈

2021.02.02

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