本学は，９月24日（木）に令和２年度第２回学長記者会見を実施しました。
　今回の会見では，森脇学長から「社会システム経営学環の設置」について，「岐阜大学の将来ビジョン」と関連させて説明を行い，次いで肥後新学部設置準備室長から社会システム経営学環の設置背景や概要，特色について説明しました。 近年，岐阜県を含めて，地方の人口減少や少子高齢化が大きな課題となっており，地域経済の活性化や地方創生の実現に貢献でき，イノベーションを創出する人材の育成が地域から求められています。これらの課題を解決すべく本学では令和３年４月１日に，昨年改正された大学設置基準により新たに設けられた学部等連係課程制度に基づく学部相当の全国初の教育課程として，社会システム経営学環を設置します。
　本学環では，実践的な課題解決能力や経営力を修得し，豊かで活力ある社会システムの実現に貢献できる人材の育成を目標としています。これにより優秀な若者が県外へ流出してしまうことを防ぎ，地元定着につながることを期待しています。
　１つのキャンパスに全学部等が集結している総合大学であることも本学の強みですが，これを最大限に生かし「ビジネス・まちづくり・観光」の分野で蓄積を有している地域科学部，工学部，応用生物科学部が連係協力学部となり，既存の枠組みを超えて充実した教育や研究を実施していきます。
　今後，より一層地域との連携を緊密にとり，地方創生への更なる貢献に向けて邁進していきます。
　来年度の学生募集等の詳細については下記，関連リンクをご覧ください。