「留学生と日本人学生のための能楽(能・狂言)ワークショップ ~映像バージョン2020~」を開催しました
本学グローカル推進機構 日本語・日本文化教育センター(以下,「日文センター」という)は,7月15日(水)に日文センター所属の日本語・日本文化研修留学生6名と社会文化プログラム履修生2名に対象を限定した「留学生と日本人学生のための能楽(能・狂言)ワークショップ ~映像バージョン2020~」を開催しました。日文センターでは,2005年度からプロの能楽師をお迎えして能楽(能・狂言)ワークショップを行ってきましたが,今年度は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため,参加者を限定し,講師の先生方(観世流シテ方の
映像の内容は,例年のワークショップに勝るとも劣らない充実したものでした。能楽の歴史についての講義,所作や面における能と狂言の違い,謡や狂言の「大笑い」の体験,能装束の着付け,能の小舞や狂言「寝音曲」の鑑賞などが次々とスクリーン上に披露されました。
今回の上映会に参加した留学生は,全員がこの夏で留学を終えて帰国する学生ですが,新型コロナウィルスの影響のため,予定していた活動が3月以降ほとんどできなくなってしまいました。そのような学生たちにとって,せめて今回のワークショップが,留学中の貴重な体験のひとつとなれば何よりです。
厳しい状況の中,映像でのワークショップを実現してくださった講師の先生方に心よりお礼申し上げるとともに,次年度は体験を共有できる生のワークショップができることを心から祈っています。
2020.07.27
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