お知らせ

工学部教員及び学生が本学医学部附属病院の支援を行っています

 本学工学部知能機械コース 佐々木実教授及びその研究室の大学院生1年の北野郁弥さん,笹竹佑太さん,同2年の北村高秀さん,岩田君彦さん,今井丈二さんが研究中の空いた時間を活用し,本学医学部附属病院の医師や看護師等の医療従事者の新型コロナウイルス感染症対策を推進するため,病院支援を行っています。

 病院で医療従事者の感染を予防するフェイスシールドの作成を始めたことを知った本研究室は協力を申し出,研究でロボットやロケットの部品を作成するために複数台所有していた3Dプリンターを使用し,製作を行うことにしました。病院からは「ご協力のお申し出,誠にありがたく,深く感謝申し上げます。」との言葉がありました。

 岐阜大学は一丸となり本病院を支援していきます。

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左から笹竹さん、北野さん、北村さん、岩田さん、今井さん
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作成したフェイスシールド


作成に関わった学生から一言

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フェイスシールドを作成する北野さん(左)と笹竹さん

北野郁弥さん
「岐阜県でCOVID-19感染者が増加したことで,大学病院でフェイスシールドが不足している窮状を佐々木先生からお聞きし,先生と研究室のメンバーで製作できないかと立ち上がりました。私たちの技術が少しでもお役にたててよかったと思います。大学病院関係者の方々が毎日激務で対応して下さっていることに心より感謝申しあげます。」

笹竹佑太さん
「COVID-19で医療崩壊とまで言われていたため,私たち工学分野の人間にもなにかできないかと常に考えておりました。今回,大学病院の窮状を佐々木先生から聞き,設計やものづくりなど普段から学んできたことが,こういう形で人の役に立つ機会をいただいたことに感謝申し上げるとともに,研究室のメンバーと交代で24時間体制で大学病院の現場で困っている方たちの何かの役に立てて大変よかったです。」

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フェイスシールドを作成する
北村さん

北村高秀さん
「今回は微力ながらフェイスシールドの製作のお手伝いをさせていただきました。 今後も医療機関の早期建て直しとCOVID-19の一日も早い収束を願っております。」

岩田君彦さん
「COVID-19の世界的流行により,医療物資が不足しているニュースを聞き,私も何か役に立てないかと思っておりました。この度,大学病院の現場の窮状を佐々木先生からお聞きし,われわれでフェイスシールドを3Dプリンターを使って,短時間で作製し,大学病院にお届けすることが出来ました。当研究室の試作開発力をこのような形で世の中に役立てることができ,大変うれしく思っております。」

今井丈二さん
「世界中がCOVID-19で苦しんでいる中,何も出来ないことに自分の無力さを感じていたが,大学病院の窮状を佐々木先生から聞き,研究室の3Dプリンターでフェイスシールドを作成し,今回このような形で自分たちの研究室で培ってきた知識や技術が少しでも世の中の人の役に立てると分かったことが大きかったです。」

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研究室の3Dプリンター
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PCでの3D CADを用いたフェイスシールドの設計

2020.05.26

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