工学部 高橋教授が中核メンバーとして研究している「FLAREプロジェクト」について
工学部機械工学科 高橋周平教授が中核メンバーの1人として研究している「FLAREプロジェクト*」では,固体燃焼実験装置(SCEM)という実験装置を使用します。
高橋教授は,この実験装置を使用して,宇宙船内部のような微小重力環境(重力がない環境)で,プラスチックなどの可燃物がどのように燃え拡がるのか,またその燃え方は地球上と比べてどう変わるのかを調べ,今後ますます活発になると予想されている有人宇宙活動での火災安全基準の策定に役立つ実験を行います。
この実験を行うために,国際宇宙ステーションに実験装置を運ぶ役割を担う「こうのとり」9号機が以下の日程で打ち上げられる予定となっておりますので,お知らせいたします。
FLAREプロジェクト*:自然対流のない宇宙ステーションの環境(微小重力環境)を活かし,固体材料の着火・火炎燃え拡がりなどの燃焼現象に対し重力が果たす役割を,様々な固体材料を用いて科学的に明らかにするプロジェクト。
記
打 上 げ 予定日: | 2020年5月21日(木) |
打上げ予定時刻: | 午前2時30分頃(日本標準時) |
打上げ予備期間: | 2020年5月22日(金)~2020年6月30日(火) |
打 上 げ 場 所: | 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場 |
2020.05.19
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