お知らせ

医学教育開発研究センター(MEDC) 第75回医学教育セミナーとワークショップを開催しました

 岐阜大学医学教育開発研究センター(MEDC)は、1月25日(土)~26日(日)の2日間にわたり、第75回医学教育セミナーとワークショップを開催し、全国各地から総勢149名の参加者・講師が集い、公募も含め計7つのワークショップ、シンポジウム及びセミナーを実施しました。 
 シンポジウムでは、「医療者像のパラダイム変化の中でアウトカム基盤型教育の質保証をどう進めるか」と題し、文部科学省高等教育局医学教育課企画官 荒木裕人氏からは「今後の医療系教育の方向性と医療者教育学専門家養成への期待」、厚生労働省 医薬・生活衛生局総務課薬局・販売制度企画室長 太田美紀氏からは「物から人の時代の薬剤師像」他3名のシンポジストによる講演がありました。
 「モノから人」へと求められる医療者像が大きく変化する中で、いち早くアウトカム基盤型教育に取り組みだした薬学教育での話題をトリガーにして、教育の質保証をめぐる分野別認証評価やIRの現状と課題、さらに教育の質保証を担保するための今後の課題について、参加者とともに大いに考えさせられる有意義な時間となりました。 
 ワークショップでは、医療者教育の研究立案、シミュレーション教育、医師のキャリアマネジメント教育など、多彩なテーマについて活発な論議が行われました。
 また、セミナーでは、本センターの丹羽雅之教授から「MEDCとともに20年」と題し、これまでのMEDCの足跡を医学教育セミナーとワークショップの開催や医学教育研究の面等から、MEDC発足時からともに歩んで来られた先生の取り組み等も交えてご講演いただきました。
 医学教育開発研究センターでは、医学教育共同利用拠点として我が国の医療者教育の普及・開発・向上に寄与すべく、年4回「医学教育セミナーとワークショップ」を開催しています。
 次回第76回は5月23日(土)〜24日(日)の2日間、岐阜大学にて開催します。

講演される荒木裕人企画官
講演される荒木裕人企画官
講演される太田美紀薬局・販売制度企画室長
講演される太田美紀薬局・販売制度企画室長
講演される丹羽雅之先生
講演される丹羽雅之先生ら
ワークショップ6での様子
ワークショップ6での様子

2020.02.12

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