お知らせ

セミナー「国際化する食品原料生産×SDGsを考える」を開催しました

 12月20日(金),グローカル推進機構(地域国際化推進部門)はセミナー「国際化する食品原料生産×SDGsを考える -グローバルに対応する病害虫防除の考え方-」を開催しました。五箇公一氏(国立環境研究所),山本敦司氏(日本曹達株式会社),伯野史明氏(日本農薬株式会社)の3名の専門家を講師に招き,食品及びその関連産業においてSDGsの達成に大きな役割を担う病害虫防除と環境評価・保全に関する研究成果と世界の動向を紹介していただきました。
 五箇氏からは,農薬の生態リスク最前線と題し,殺虫剤の生態系影響や外来生物駆除について,山本氏からは,殺虫剤抵抗性問題の解決策とそのリスク分析について,伯野氏からは,植物の病気と殺菌剤の開発の新しい潮流と題した,殺菌剤についての講演がありました。
 セミナーには,県内外の一般企業からも多くの参加をいただき,学内者と合わせて87名の参加がありました。講演後には活発な質疑応答が交わされ,SDGsの達成の観点から重要な生物多様性とはいったいどういうことなのかをあらためて学ぶことができました。参加者からは今回のセミナーへの満足の声を多数いただくことができ,実りあるセミナーになりました。グローカル推進機構では,今後も今回のようなセミナーを継続して開催していきます。

講演される五箇公一氏
講演される五箇公一氏
講演される山本敦司氏
講演される山本敦司氏
講演される伯野史明氏
講演される伯野史明氏
セミナーの様子
セミナーの様子

2019.12.27

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