12月４日（水），化学実験を行う本学学生，教職員並びに理科教育や安全管理に携わる方々を対象とした実験の安全を考えるセミナーを本学講堂で開催し，高校教員，他大学の教職員など学外者１８名を含む計２８０名の参加がありました。
　名古屋大学環境安全衛生管理室の林瑠美子准教授から「化学物質の安全～事故事例から学ぶ～」，同じく富田賢吾教授から「実験室における『火災』を考える」と題した講演があり，その中で，大学で発生した事故事例や実験室で火災が起きた場合のシミュレーションなど，映像を交えた説明があり，化学物質の危険性や火災の恐ろしさについて，事故例から学ぶことも重要であると話されました。
　また，本学工学部ものづくり技術教育支援センターの梶原謙次郎技術専門職員から「岐阜大学での安全衛生の取り組み」，本学統括環境管理責任者の櫻田修教授から「岐阜大学の環境の取り組み」について説明を行いました。　
　参加者からは，「事故映像が衝撃的でした」「化学物質の怖さを知ることができました」「これからの実験ではこれまで以上に気を付けたい」などの感想が寄せられました。
　本学は今後も環境安全衛生について継続的な活動を行い，環境負荷の少ない安全・安心なキャンパスの維持に努めていきます。