第54回岐阜大学フォーラム「環境ユニバーシティフォーラム」を開催しました
本学は,11月6日(水)に,第54回 岐阜大学フォーラム「環境ユニバーシティフォーラム」を開催しました。この行事は,本学が「環境ユニバーシティ宣言」した11月を岐阜大学環境月間と定め,関連行事として毎年開催しているもので,学内外から252名(内訳:教職員59名,学生178名,一般15名)の参加がありました。
フォーラムでは,東京理科大学 栄誉教授,光触媒国際研究センター長の藤嶋昭氏を講師に迎え,「 科学を楽しく -光触媒を中心に- 」と題し講演していただきました。光触媒の実用例を紹介され,光触媒が農業や医療の現場など,私たちの身近な場面で使われていることを説明いただきました。また,光触媒の発見から現在に至る経緯についても触れ,研究の楽しさや難しさについて語られました。現在は,世界遺産を常にきれいに保存するため大理石などを光触媒でコーティングすることについて研究されています。また,広い視野を持つことの大切さや,あきらめないこと,日常生活の中で好奇心の目を持ち,疑問をそのままにせず自分で考えることが大切であると語られました。
参加者からは「光触媒の用途の幅広さに大変おどろきました」「これから研究が進むと,医療面や日常の様々な場面で光触媒が応用されて,便利な社会になるのではないかと期待が高まりました」「常に周りにアンテナを張り巡らせてこれから研究を進めたいと思いました」などの感想が寄せられました。
本学は,今後も環境に配慮した特色ある諸活動を継続的に展開していきます。
2019.11.18
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