お知らせ

岐阜ジョイント・ディグリー国際シンポジウム2019を開催しました

 グローカル推進機構は,10月7日(月),8日(火)の2日間,長良川国際会議場において「岐阜ジョイント・ディグリー国際シンポジウム2019」を開催しました。
 ジョイント・ディグリー(以下JD)とは,連携する大学間で共同の教育プログラムを行い,単一の学位を授与するものです。本学は,本年度4月に大学間学術交流協定校であるインド工科大学グワハティ校(以下IITG)とマレーシア国民大学(以下UKM)との間に新しく4つの国際連携専攻を開設しました。
 本シンポジウムは,JDプログラムの始動を契機に開催され,国内外の大学関係者や公的機関,自治体や地元企業の役員ら約220名の参加がありました。
 初日には,ジョイント・ディグリー開設記念式典が行われ,本学学長から「JDの卒業生が近い将来,地域の持続可能な開発に貢献することを祈念する」との挨拶がありました。続いて,IITGティー・ジー・シタラム学長,UKMムハマド・ハムディ・アッブドゥール・シュコール学長がそれぞれ祝辞を述べ,記念品の交換が行われました。
 その後,IITGビスワス前学長とインド政府北東インド評議会シュリ・ラムガンニング・ムイバ長官に記念品が贈呈され,北東インド地域商工会からのビデオメッセージが紹介されました。
 引き続いて,文部科学省高等教育局佐藤邦明国際企画室長の基調講演「国際連携教育に期待するもの」の他,3件の講演が行われました。
 また,現在本学,IITG,UKMで学ぶJD1期生18名からのビデオメッセージも紹介され,盛況の中,本シンポジウム実行委員長であるグローカル推進機構鈴木文昭機構長(本学理事(国際・広報担当)・副学長)の閉会の辞によって式典が閉じられました。
 第2日は,「持続的発展のための岐阜国際シンポジウム」と題したアカデミックシンポジウムおよび「SDGsの達成に向けた大学・企業国際連携による社会貢献 ~北東インド及びマレーシアで食品及び関連産業におけるイノベーションを興す~」と題した日印馬 産官学パネルディスカッションが開催されました。
 パネルディスカッションでは,グローカル推進機構三輪真一特任教授をモデレーターに,産官学金の各機関から関係者14名を招き,各々の視点から「国際連携教育」とお互いの機関への期待についてプレゼンテーションが行われました。  それぞれの講演やプレゼンテーション後の質疑応答では,国内外の参加者からJDの国際貢献に対する将来性や資金援助など,様々な視点からの活発な意見や質問があり,JDへの関心の高さが覗えるシンポジウムとなりました。

基調講演を行う佐藤邦明国際企画室長
基調講演を行う佐藤邦明国際企画室長
アカデミックシン ポジウムの様子
アカデミックシン ポジウムの様子

2019.10.31

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