2019年度第3回学長記者会見を実施しました
本学は,5月31日(金)に,2019年度第3回学長記者会見を実施しました。
今回の会見では,森脇学長から「岐阜大学学術アーカイブズ」について,「創立70周年記念事業」と関連させて説明を行い,次いで須山教育学部准教授,出村工学部准教授,川窪応用生物科学部教授から岐阜大学学術アーカイブズの理念と整備の経緯及び整備内容を説明しました。
岐阜大学学術アーカイブズは,キャンパス中心の図書館に設置されたアーカイブ・コアと学部に設置された3つのアーカイブ・サテライトからなり,アーカイブ・コアには岐阜大学と各学部の歴史,教員の活動を,パネルや実物資料などで紹介するFUTURUM(フトゥールム:ラテン語で未来の意味)と,本学の所有する様々な資料を収蔵し,展示可能なものを,本学の研究教育の歴史的証拠として,公開するPRAETER(プラエテール:ラテン語で過去の意味)からなります。
アーカイブ・コアにはおよそ45,000点の資料が収蔵され,そのうち植物標本や鳥類・ほ乳類剥製標本,人体解剖図など約1,000点を見学することが可能です。
また,学長記者会見の後には学術アーカイブズ・オープン記念式典を開催しました。
記念式典には,若宮岐阜県博物館協会会長,平井岐阜県博物館館長,森脇学長,野々村図書館長,大藤理事(総務・財務担当),大野70周年プロジェクト事務局長,本学教職員等が参加しました。
平井岐阜県博物館館長の祝辞の後,関係者らによるテープカットと内覧会が開かれました。
内覧会では,PRAETER(プラエテール),FUTURUM(フトゥールム)見学の他,美術品展示の説明がありました。
学術アーカイブズの開式と同日にデジタル・キャンパス・ミュージアム(通称:デジ☆キャン)が公開されました。(関連リンク参照)
岐阜大学では自然豊かなキャンパスの中に芸術作品が置かれています。それを取り囲む様々な樹木には銘板がつけられ,図録にて解説されております。キャンパス全体をミュージアムとして位置づけて,デジタル・キャンパス・ミュージアムはこれら芸術作品及び樹木等の場所及び解説をスマートフォン等で確認しながらキャンパスを歩けるようにしたものです。
季節の移ろいとともにその表情も変わる'大学のお宝'を,訪ね歩いてみてはいかがでしょうか。
2019.06.06
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