お知らせ

平成31年度第1回学長記者会見を実施しました

 本学は,4月3日(水)に,平成31年度第1回学長記者会見を実施しました。
 今回の会見では,森脇学長から「岐阜大酒(多望の春 岐山/曲阜)」について,「岐阜大学の将来ビジョン」と関連させて説明を行い,次いで中川智行応用生物科学部教授,奥村真衣さん(自然科学技術研究科2年)から岐阜大酒完成までの教育プログラムについて,野々村理事(学術研究・情報担当)・副学長からネーミングについて,山本教育学部准教授からラベルデザインについて説明しました。
 本教育プログラムでは,米造り,応用微生物学・醸造の知識,商品化・流通,健康・機能性等に関する学習について実践を交えながら,理解する,という応用生物科学の総合的学習プログラムとなっています。本学では,2015年から日本酒を開発するプロジェクトが行われ,5年間かけて完成に至りました。
 今回,発表した「岐阜大酒」は原料である米(ひだほまれ),水(岐阜大学地下水),酵母,仕込みをすべて岐阜大学生が行い,岐阜県の酒蔵で醸造した「ALL 岐阜」の日本酒です。
 また,ネーミング,デザインについて,岐阜大学の愛唱歌である「我等多望の春にして」の曲名の一部が由来となり,岐阜大ブランド発展となるべく大きな希望を込めた,「多望の春 岐山/曲阜」と命名しました。ラベルは古代中国の甲骨文字をもとにデザインされました。
 会見では,中川教授は「日本酒に適した野生酵母が採取できず,苦労したが,学生と試行錯誤してようやく完成させることができた。」,奥村さんは「若者の日本酒離れが進む中,岐阜大学と岐阜県食品科学研究所で学んだ知識を活かして,若者が好む味に仕上げた。」と思いを語りました。
 今後も本学は学部横断的な学習を進め,全体を俯瞰的に見渡す基盤的能力をもった人材育成を進めていきます。

岐阜大酒PRの様子
岐阜大酒PRの様子
(左から:森脇学長,奥村さん,中川応用生物科学部教授)
ラベルデザインを説明する山本教育学部准教授
ラベルデザインを説明する山本教育学部准教授

2019.04.05

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