サラマンカ大学(スペイン)と大学間学術交流協定を締結しました
11月26日(月),本学の森脇久隆学長と鈴木文昭理事(国際・広報担当)・副学長がサラマンカ大学を訪問し,同大学と大学間学術交流協定を締結しました。
サラマンカ大学は,カスティーリャ・イ・レオン州サラマンカ県の県都であるサラマンカ市にある大学で,大学を含む街全体がユネスコの世界文化遺産に指定されています。
街の各所に学部の建物が点在し,大学の街として学生たちで活気があふれています。
同大学は今年で創立800周年を迎えました。サラマンカにゆかりのある岐阜県でも2018年4月14日に,リカルド・リベロ・オルテガ総長をはじめとするサラマンカ大学関係者を招きサラマンカ大学800周年記念事業が開催されています。森脇学長は本事業の実行委員会委員長を務めました。
協定の締結により,両大学間での研究者及び学生交流を含む交流が開始されます。協定締結に際し,サラマンカ大学リベロ総長は,「創立800周年という節目の年に,サラマンカ市と繋がりの深い岐阜にある岐阜大学と協定を締結したことを大変嬉しく思う」と発言しました。一方森脇学長は,「またお会いできて嬉しく思う。両大学の強みを生かした分野での相互の学術交流を期待する」と発言しました。
協定締結後,13世紀からサラマンカ大学にある中世図書館で,昨年11月に開始した美濃・伊吹山の薬草に係る文献等の視察を行なったのち,サラマンカ大学日西文化センターを訪問し,岐阜県の地歌舞伎や美濃和紙の展示を視察しました。
また,翌27日(火)には,岐阜県OKBふれあい会館内にあるサラマンカホールの名前の由来となった,故辻宏氏が修復したパイプオルガンのある大聖堂の視察も行いました。
本学とサラマンカ大学は,今回の協定締結をきっかけとし,今後様々な分野で交流していくことが期待されます。