避難所運営ゲーム(HUG)を行いました
本学危機管理委員会は,学生の災害に対する意識の醸成のため,12月12日(水)に,避難所運営ゲーム(HUG*)を行いました。
初めに,2016年に発生した熊本地震の際に,熊本大学において2週間にわたって避難所運営に当たった職員から,実際の現場の状況をお話いただきました。
その後,本学の課外活動団体の代表者等19名(うち保健管理センター職員2名を含む)及び熊本大学から参加いただいた3名が,3つのグループに分かれ,避難所運営ゲーム(HUG)を行いました。今回の避難所運営ゲーム(HUG)は,指定避難場所となっている本学体育館を避難所として想定し,実際の平面図を用いて,避難者の居住スペース,炊き出し場,仮設トイレ,救護室,更衣室等を配置し,進行役の学生が読み上げる,避難所で起こる様々な出来事やトラブルに対して,どのように対処するのかを話し合いながら,対応していきました。学生は,実際の災害さながらにリアルタイムで 発生する事情について,戸惑いながらも判断を行っていました。
熊本地震では,熊本大学に設置された避難所を学生が中心となって運営し,多くの避難者を受け入れました。今回学んだ避難所の運営ノウハウを,いつ(今日?明日?)起こるかわからない災害に役立てることができるよう,大学全体で,事前の備えが重要であると考えます。
*HUG: HUGは,H(hinanzyo避難所),U(unei運営),G(gameゲーム)の頭文字を取ったもので,英語で「抱きしめる」という意味です。
2018.12.19
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