11月11日（日）～14日（水）まで，本学森脇学長がフエ大学（ベトナム）との大学間学術交流協定の調印式を行うため，トゥアティエン＝フエ省（以下，フエ省）を訪問しました。
　フエ大学はベトナム中部フエ省の市街に立地しており，ベトナム全土に１００以上設置されている国立大学のうち１４大学が指定されている重点大学の一つで，ベトナム中部の中核となる大学です。
　本年４月に，本学応用生物科学部とフエ大学の構成大学であるフエ農林大学が，研究者交流及び学術資料や刊行物の交換を行う部局間学術交流協定を締結しています。今回はこれまでの交流内容に加えて，留学生の相互受入れ，共同研究等の更なる促進を目指し，大学間学術交流協定として締結する運びとなりました。
　ベトナム訪問中の古田肇岐阜県知事や尾藤義昭岐阜県議会議長らが見守る中，調印式が行われました。調印式の中でグエン・クアン・リン フエ大学学長は「フエ大学として，特に農業分野と観光分野が重要であると考えており，今後，岐阜大学との連携を更に進めていきたい」と発言しました。また森脇学長からは，「今回の大学間学術交流協定締結により，両大学の学生及び研究者の交流が更に活発になるとともに，岐阜県とフエ省，更には日本とベトナムの交流発展につながっていくことを確信している」と発言しました。
　調印式後，森脇学長はフエ大学の歴史等の展示が行われている「フエ大学伝統室」と，構成大学の１つである「フエ観光大学」を訪問しました。
　本学とフエ大学は，今回の協定締結をきっかけとし，今後様々な分野で交流していくことが期待されます。