お知らせ

平成30年度第8回学長記者会見を実施しました

 本学は,11月21日(水)に,平成30年度第8回学長記者会見を実施しました。

 今回の会見では,森脇学長から「岐阜大学大学院共同獣医学研究科共同獣医学専攻設置」について,「岐阜大学の将来ビジョン」と関連させて説明を行い,次いで杉山応用生物科学部長,海野応用生物科学部教授からこれまでの経緯,新研究科の特徴等,詳細について説明を行いました。
 本学では,平成25年度から鳥取大学と共同獣医学科を設置し,獣医学教育の連携・協力を図ってきました。2019年4月からは大学院共同獣医学研究科共同獣医学専攻が新たに設置されます。
 新研究科では,遠隔講義システム等を活用し,両大学の教員が互いの学生に対する教育及び研究指導に参画し,獣医学教育者及び研究者養成のための細かな指導をします。
 また,学部教育で目指す獣医学ジェネラリスト育成を基盤として,一貫した教育理念に基づいた大学院教育を行い,以下3つの高度獣医学スペシャリストを養成することを目指します。

1)家畜衛生・公衆衛生スペシャリスト
 鳥インフルエンザ,口蹄疫などの家畜伝染病を中心とする有事に即応できる能力を備え,地域県及び市の指導的リーダーとして役割を果たす家畜衛生や公衆衛生分野のスペシャリスト

2)One Health スペシャリスト
 人獣共通感染症などに対し,人・動物,環境を含めた感染症制御に関する国際的課題に対応できる高度な専門的知識とリーダーシップおよびコミュニケーション能力を備えたスペシャリスト

3)難病治療・創薬に関わるスペシャリスト
 難治性疾患治療などの高度診療拠点のリーダーとして地域社会へ貢献できる高度な臨床獣医師の養成を行うと共に,基礎研究の成果を臨床に応用できる技術や創薬の開発(トランスレーショナルリサーチ)を担える研究者及び教育者
トランスレーショナルリサーチ:基礎研究の優れた成果を次世代の革新的な診断・治療法の開発につなげるための橋渡し研究

 岐阜大学は今後,国際社会・地域社会に貢献する人材育成を進めていきます。

説明する森脇学長
説明する森脇学長
記者会見の様子
記者会見の様子

2018.11.26

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