お知らせ

防災シンポジウムを開催しました

 11月20日(火),本学は防災シンポジウムをみの観光ホテル(美濃市)にて行いました。
 防災シンポジウムは,近年の自然災害から多くの教訓を学び,学術的知見に基づき,防災・減災を参加者と共に考えることを目的として開催しています。
 シンポジウムは森脇学長,武藤美濃市長の挨拶に始まりました。
 森脇学長は「このシンポジウムでは、岐阜大学の最新の学術研究に基づき、タイムリーな内容となっている。是非、地域の自助・公助に役立ててほしい」と挨拶しました。
 基調講演では能島 暢呂工学部教授が「中濃地域の地震に備える」と題して,原田 守啓岐阜大学流域圏科学研究センター准教授が「気候変動が長良川流域の自然災害リスクに及ぼす影響と適応策」と題して講演を行いました。
 能島教授は中濃地域の活断層や近年の地震災害における教訓を説明しつつ,「強い揺れ」に備えるために,事前に地元の危険箇所を知り,個人や地域の防災力を向上させることを強調しました。
 原田准教授は岐阜県中濃地域に被害をもたらした「平成30年7月豪雨」について解説し,きめ細かいリスク情報を把握し,被害を受けにくい「まちづくり」が必要だと訴えました。
 シンポジウム後半では「平成30年7月豪雨から学び,将来の災害に備える」とういうテーマで髙木朗義工学部シニア教授がワークショップを行いました。
 シンポジウムは行政職員、地域住民等、定員を大幅に超える280名の参加があり,今後の自然災害について共に考える有意義なシンポジウムとなりました。

挨拶をする森脇学長
挨拶をする森脇学長
基調講演する能島工学部教授
基調講演する能島工学部教授
ワークショップを行う髙木工学部シニア教授
ワークショップを行う髙木工学部シニア教授

2018.11.26

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