お知らせ

シンポジウム「発達障害学生支援における大学と地域の連携の実際」を開催しました

 10月14日(日),堀田亮助教(保健管理センター)と川上ちひろ併任講師(医学教育開発研究センター)は,シンポジウム「発達障害学生支援における大学と地域の連携の実際」を開催しました。
 発達障害学生支援に関するシンポジウムは,昨年度より開催しており,今年度は継続,発展した内容を提供できるよう,発達障害学生支援に関する障害保健福祉サービスや体制整備支援事業の紹介,修学・就労支援の事例紹介を中心とした内容を企画しました。
 当日は大学教職員のみならず,教育,行政,福祉関係者など,97名もの参加がありました。
 前半のシンポジウムでは,最初に,企画代表者である堀田助教が企画趣旨の説明を行いました。話題提供として,加藤永歳氏(厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 障害児・発達障害者支援室)が「発達障害学生支援に関する障害保健福祉施策の動向」を,舩越高樹特定准教授(京都大学 学生総合支援センター 障害学生支援ルーム 高等教育アクセシビリティプラットフォーム)が「高等教育アクセシビリティプラットフォーム事業の概要」を,河村あゆみ氏(岐阜大学 障害学生支援室)が「発達障害学生の在学中支援事例」を,松本知子氏・田邉裕貴氏(株式会社ゲオビジネスサポート)が「発達障害学生の受け入れ事例」を行いました。また,柴橋正直氏(岐阜市長)からも岐阜市の障害者支援に関する挨拶をいただきました。
 後半のグループディスカッションでは,4~6名の小グループで,発達障害学生支援に関する情報交換や,支援計画の立案を行いました。シンポジストに対する質問も多く出て,活発な議論が交わされました。
 発達障害及びその傾向のある学生が,大学で必要な支援を受け,安心して大学生活を送り,就職活動をしていくためには,大学内外の支援者が連携・協働体制を構築しながら,共通認識・目標を持ち,互いの強み・特徴を知り,支援していくことが欠かせません。本シンポジウムでは,様々な立場の支援者が一堂に会して議論ができ,大変有意義な機会となりました。
 今後もこのような活動を継続,発展させていく予定です。

シンポジウムの様子
シンポジウムの様子
グループディスカッションの様子
グループディスカッションの様子

2018.10.23

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