岐阜県博物館・岐阜大学連携企画 移動展「天然記念物の祖 三好学」が開催されています
10月10日(水)より岐阜県博物館・岐阜大学連携企画 移動展「天然記念物の祖 三好学」が開催されています。岐阜県博物館は岐阜県内各地に移動展やワークショップを開催し,時代の変化と社会のニーズに応じた「新たな博物館」を県内展開しています。
今回の移動展の「三好学(1862~1939)」(岐阜県出身)は日本の近代化が急速に進められた明治時代,自然景観や名木,巨樹などの貴重な天然物が破壊され切り倒されるのを危惧し,法律をもって保護すべきであるという思いを説いた人物です。
近代日本の植物学のパイオニアである三好学は,植物生理学を日本に導入し,その発展に貢献しました。さらに,植物生態学をはじめ桜に関する研究報告など数多く残しています。
9日(火)には移動展が開催されるにあたり,平井岐阜県博物館館長,森脇岐阜大学学長より挨拶がありました。
平井岐阜県博物館長は「岐阜大学職員・学生にこの企画を通して博物館を身近に感じてもらいたい。」,森脇学長は「創立70周年記念を機に,学内に散在している貴重なお宝を収蔵するキャンパスミュージアム計画の引き金となる企画である。」と挨拶しました。
このような大学のスペースを使用して,岐阜県博物館による移動展を行うのは初めてになります。
是非,この機会に足をお運びください!
岐阜県博物館・岐阜大学連携企画 移動展「天然記念物の祖 三好学」
【期 間】 平成30年10月10日(水)~11月12日(月)
【会 場】 岐阜大学図書館2階 エントランスホール
【開館時間】 平日9時~21時30分,土曜日10時~18時
ただし,10月25日(木)・26日(金)は9時~17時
2018.10.11
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