平成30年度第6回学長記者会見を実施しました
本学は,9月19日(水)に,平成30年度第6回学長記者会見を実施しました。
今回の会見では,森脇学長から「最小英語テスト(MET:The Minimal English Test)の研究成果」について,「岐阜大学の将来ビジョン」と関連させて説明を行い,次いで開発者である地域科学部 牧 秀樹 教授から開発した最小英語テスト(MET:The Minimal English Test)の研究成果と16年間かけて研究したデータをまとめ,MET研究の成果を体系化した書籍について説明がありました。
牧教授が開発した5分で学習者の英語能力を測定するテスト,METとは,A4用紙1枚に約70の単語の空所を設けた,5分程度の単語穴埋め式リスニングテストのことです。
METはこれまでの研究データより,TOEICや英検2級等の他のテスト得点と相関があることがわかりました。
またMETは上記のような長時間テストによる学習者の疲弊を回避しつつ,学習意欲を向上させ,英語教育者には問題作成が容易,研究者には短時間で英語能力を評価する指標になる等,メリットがあります。
牧教授は,今後,プレイスメントテストや入社試験,研修等でさまざまな用途で活用できると期待を語りました。
今後,岐阜大学では英語教育の充実に一層力をいれていきます。
書籍について
タイトル:The Minimal English Test(最小英語テスト)研究
著 者:牧 秀樹(岐阜大学地域科学部教授)
出 版 社 :開拓社
定 価:3,800 円+税
MET の問題英文とそれに対応する CD も収載
2018.09.25
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