教育学部数学教育講座の河﨑 哲嗣准教授が，独立行政法人日本学術振興会の『ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞』を受賞しました。
　ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞は日本の将来を担う子どもたちの科学する心を育み知的好奇心の向上に大きく貢献した研究者を讃えるとともに，科学研究費助成事業による研究成果を積極的に社会・国民に発信することを奨励するために，ひらめき☆ときめきサイエンス～ようこそ大学の研究室へ～KAKENHI（研究成果の社会還元・普及事業）において継続的にプログラムを実施した研究者を表彰するものです。
　河﨑准教授は小学校５・６年生，中学校１年生向けに『秤がなくても比べられる？』『歩きながらうまく相手にパスするにはどんな動きをしたら良いの？』というような特に気づかなかった現象から，カラー液晶関数グラフ電卓を使って科学や数学のおもしろさを感じてもらう授業を継続的に実施し，将来を担う子どもたちの科学する心を育み知的好奇心の向上に大きく貢献したことが評価されました。
　平成30年７月19日（木）に学長室にて，授与式が催行され，森脇学長から河﨑准教授に賞状及び記念品が授与されました。河﨑准教授は「小さい頃からこのような学習になれさせておくことが重要であり，子供たちの学んだ後の喜びがその後の私たちの教材開発にもつながっている」と受賞の喜びを語りました。