岐阜大学・FC岐阜 環境連携事業 岐阜う米プロジェクト『親子田植え体験・どろんこサッカー』を開催しました
本学は,6月9日(土)「岐阜大学と岐阜フットボールクラブとの環境保全における連携に関する覚書」に基づき,「親子田植え体験・どろんこサッカー」を応用生物科学部附属岐阜フィールド科学教育研究センター柳戸農場の水田で行いました。
このイベントは,お米ができる自然環境をより身近に感じ環境保全について考えてもらうことを目的に,田植えから収穫・販売までを岐阜大学とFC岐阜が協力して行う「岐阜う米(まい)プロジェクト」の第一弾で,今回で4回目の開催となります。
当日は,どろんこサッカーに,教育学部附属小学校児童とFC岐阜サッカースクール生あわせて39名が参加しました。また,その家族も含め総勢68名の親子で田植え体験を行いました。
田植え体験では,はじめに応用生物科学部の田中貴助教より,「自分たちが一年間に食べるお米の量を田んぼの面積で体感してほしい」と日本人のお米の消費量や稲の歴史について講義があり,また牛糞や生き物の死骸なども米を育てるうえで大切な堆肥となることを,子供たちは時に驚きの声をあげながら興味深げに聞き入っていました。
その後,泥の感触に歓声を上げながら田んぼに入った子どもたちは,スタッフの掛け声に合わせて,一歩一歩前に進みながら丁寧にハツシモの苗を植えていきました。
どろんこサッカーでは,4チームに分かれて試合を行いました。子どもたちは泥に足を取られ苦戦しながら,転んでもお構いなしに,全身泥だらけになって夢中でボールを追いかけました。
イベント中には,カエルを見つけて田んぼをのぞきこんだり,農場で収穫した野菜のスープを楽しむ子どもたちの姿が見られ,体全体で自然に触れ合うことのできる絶好の機会となりました。
今後,岐阜う米(まい)プロジェクトでは,今回植えた苗を参加した子どもたちと11月に収穫し,FC岐阜の選手にオリジナルの「岐阜う米」として贈ります。また,農場での販売も予定しています。
2018.06.15
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