お知らせ

家畜慢性感染症疫学フォーラム(第5回家畜衛生技術検討会)が開催されました

 3月19日(月),岐阜県中央家畜保健衛生所(岐阜大学内)において,家畜慢性感染症疫学フォーラム(第5回家畜衛生技術検討会)が開催されました。
このフォーラムは,応用生物科学部の大屋賢司准教授(共同獣医学科),高島康弘准教授(共同獣医学科),森部絢嗣准教授(野生動物間理学研究センター)が,平成28~29年度に実施したJRA畜産振興事業「家畜慢性感染症の循環実証に基づく対策強化事業」の成果報告会を兼ねて開催されました(講演タイトルは下記をご覧下さい)。
この事業は,GeFAH兼任教員である大屋准教授と高島准教授が,家畜衛生上の問題に対して,獣医・畜産とそれ以外の学術分野,地方行政機関(岐阜県中央家畜保健衛生所など)が有機的に連携することによって実施した事業です。成果は学術論文としての公表の他,このようなフォーラムの開催,家畜衛生ハンドブックの配布など,地域・日本の畜産振興への貢献を目指して発信されています。

【講演内容】

  • 応用生物科学部 大屋賢司准教授 「豚抗酸菌症の実態」
  • 応用生物科学部 高島康弘准教授 「日本におけるトキソプラズマ、ネオスポラの感染状況について」
  • 応用生物科学部 森部絢嗣准教授 「野生動物の出没と対策」

GeFAH: 応用生物科学部附属家畜衛生地域連携教育研究センター Education and Research Center for Food Animal Health, Gifu University(GeFAH)

 GeFAHは,岐阜県と連携し家畜衛生教育と研究を推進することを目的とし,平成27年4月に設置されました。主な業務内容として,1)家畜衛生の教育に関すること,2)家畜疾病等の学術研究に関すること,および3)家畜の防疫・保健衛生対策に関すること,を掲げ,家畜感染症対策部門と家畜飼養衛生管理部門の2つの部門で組織されています。
 平成29年6月には,岐阜大学キャンパス内に岐阜県中央家畜保健衛生所,および高度病性鑑定センターが移転し,その3階にはGeFAHの実習室,研究室,解析室が入り,教育と研究の連携が強化されています。

フォーラムの様子
フォーラムの様子

2018.04.05

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