お知らせ

大学院連合獣医学研究科 市民公開講座「ミツバチと病気」を開催しました

 大学院連合獣医学研究科は,3月23日(金),岐阜大学サテライトキャンパスにおいて,市民公開講座「ミツバチと病気」を開催し,岐阜県医師会,岐阜県獣医師会,岐阜県,養蜂関係者を含む約70名の参加がありました。
 本公開講座は,本学連合獣医学研究科が獣医学研究における最新の話題をテーマにし,市民および地域の医療,獣医療の関係者に情報を提供し,地域の方々と率直な意見交換を行うことを目的に年1回開催しているもので,今回が5回目の開催です。
 今回は,岐阜県が『近代養蜂発祥の地』であり,県内のミツバチの飼育戸数は384戸(第4位),蜂群数6200群(第10位),ハチミツ生産量も122トン(第9位)で,全国的にも養蜂の盛んな地域であることから,地域連携の強化を目的に,法定伝染病と届出伝染病を含むミツバチの感染症から幼児ボツリヌス症といったミツバチやその生産物に関わる病気をテーマとして行いました。

 講座は,本学応用生物科学部教授・土田浩治による「ミツバチの病気の伝播」,埼玉県農林部畜産安全課主査・荒井理恵氏による「アメリカ腐蛆病とヨーロッパ腐蛆病」,東京農業大学教授(元厚生労働省国立医薬品食品衛生研究所食品衛生管理部長)・五十君靜信氏による「蜂蜜と幼児ボツリヌス症」の講演の後,総合討論が行われました。総合討論では,多数の参加者から活発な質疑応答があり,市民,地域の医療・獣医療関係者及び地域産業関係者の方々との交流を図る有意義な機会となりました。


総合討論の様子
総合討論の様子

2018.04.03

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