3月25日（日），平成29年度岐阜大学流域水環境リーダー育成プログラム修了証書授与式を森脇学長，プログラム統括委員会委員，工学研究科長，連合農学研究科長ほか出席のもと長良川国際会議場において行いました。
　本年度は，博士課程2名（インドネシア1名，スリランカ1名），修士課程12名（日本5名，中国3名，インドネシア3名，バングラデシュ1名）が本プログラムを修了しました。
　森脇学長は修了生一人ひとりにプログラム修了証書を授与し，英語で祝辞を贈り激励しました。
　その後，修了生代表として，Tharangika Ranatunga（タランギカ・ラナトゥンガ）さん（連合農学研究科博士課程，スリランカ）と渡邉 光太さん（工学研究科博士前期課程，日本）が英語で答辞を行うとともに今後の抱負について語りました。
　本プログラムは，アジア・アフリカ諸国が直面する水質・水資源・生態などの流域水環境に関わる様々な問題を多角的な視野で的確に理解し，戦略的な解決策と発生防止策を設計・施行する環境リーダーを育成しています。平成２１年度から平成２５年度までの５年間は科学技術戦略推進費による「戦略的環境リーダー育成拠点形成事業」の採択事業として実施され，以降は大学独自で継続発展をはかっています。今回を含めて171名が修了し，アジアの国々で環境リーダーとして活躍しています。