第1回再生医療産学連携テクノオークションで本学教員が講演しました
3月22日(木)に,パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて本学大学院医学系研究科の手塚建一准教授が第1回再生医療産学連携テクノオークションで講演しました。
今回行われた再生医療産学連携テクノオークションとは大学等がもつ再生医療分野のシーズやアイデアを社会実装していくために,企業とマッチングを図り,事業視点・知財視点でのコメント等もいただくことによって,再生医療イノベーション創出の知的サロンを目指すものです。
本学大学院医学系研究科の手塚建一准教授は「捨てられる歯からiPS細胞~安全な再生医療を世界に届けるために~」と題して講演しました。手塚准教授は講演の中で従来よりガン誘発リスクを低減できるiPS細胞誘導方法の特許を米国で取得したことも発表しました。
来場者のアンケート結果より,参加された多くの方から手塚准教授のシーズに興味を抱いていただけました。
また,本学では2016年から岐阜大学しずい細胞プロジェクトが始まっており,「歯髄細胞」を有効利用する産業集積地「しずいバレー」戦略を計画しています。
この講演をきっかけにして,本学のシーズやアイデアを活用し,協力企業が見つかることが期待されます。
iPS細胞誘導方法の特許を米国で取得についての詳細は,下記関連リンクに掲載している報道発表資料をご覧ください。