シンポジウム「『清流の国 輝くギフジョ』による地方創生に向けて」を開催しました
男女共同参画推進室では,2月14日(水)にシンポジウム「『清流の国 輝くギフジョ』による地方創生に向けて」を開催しました。
本シンポジウムはダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(連携型)の一環として,連携機関である岐阜薬科大学,岐阜女子大学,アピ株式会社と共同で開催したものです。
森脇学長の開会挨拶に続き,宗近美佐子氏(文部科学省)の挨拶,山村康子氏の講評があり,前半に渥美由喜氏(内閣府地域働き方改革支援チーム委員)による基調講演(「女性の活躍と大学・企業の役割―岐阜発の新しい産学連携に向けて」),後半にパネルディスカッション(「清流の国 輝くギフジョ 支援プロジェクト」の成果と今後の抱負)と岐阜大学地域科学部卒業生でもある桂鷹治氏(落語芸術協会二ツ目)による女性活躍推進に関する落語の公演が行われ,岐阜大学及び連携機関・他大学・地方自治体・企業から168名が参加しました。
渥美氏は,ダイバーシティの推進は「働き方改革」が大前提であり,基礎的な業務を多く積み上げて頂上に最良の成果を出すという今までの『ピラミッド』方式ではなく,『ジェンガ(木の棒を積み上げて一本ずつ抜いていき,倒れさせた人が負けというゲーム)』式仕事術で進めるべきであると提案し,会場からは多くの共感の声が寄せられました。
林副学長が司会を務めたパネルディスカッションでは,概要及び成果と課題の報告に続き,岐阜薬科大学,岐阜女子大学,アピ株式会社のパネリストから各機関での実施状況と今後の方針について説明があり,プロジェクトへのさらなる理解と協力が呼びかけられました。
トリの桂氏による落語が始まると会場は笑いの渦に包まれ,野々垣孝彦アピ株式会社代表取締役社長による閉会挨拶で大盛況のうちに終了しました。