本学教員が「日本生化学会奨励賞」を受賞しました
「第90回日本生化学会大会」が12月6日(水)から9日(土)に行われ,本学,木塚康彦准教授(研究推進・社会連携機構 生命の鎖統合研究センター)が日本生化学会奨励賞を受賞しました。
本賞は,生化学の進歩に寄与する顕著な研究を発表し,なお将来の発展を期待し得る本会会員を顕彰するためのものです。木塚准教授は「神経系糖鎖の発現・機能解析とケミカルツールの開発」の研究で本章を受賞しました。
この研究は,糖鎖と呼ばれる生体物質が,体の中でどのように作られ,どのように役割を果たしているのか,またどのような疾患と関わるのかを調べるものです。特に神経系に注目し,アルツハイマー病と糖鎖の関わりなどを明らかにしており,今後,糖鎖を標的にした創薬研究への発展が期待されます。