岐阜大学基金「バロー・Vドラッグ海外研修奨学金助成事業」平成29年度派遣学生(2名)による報告会を開催しました
本学は,岐阜大学基金の奨学金として,平成26年度から「バロー・Vドラッグ海外研修奨学金助成事業」を行っています。本奨学金は,(株)バローホールディングス・中部薬品(株)からのご寄附により創設されたもので,本学の大学院生が海外の大学,研究機関及びこれに準ずる機関における単位修得や専門の研究を行うことを支援することを目的としています。
2月2日(木)には,本奨学金を受け派遣された,大学院教育学研究科総合教科教育専攻サイエンスコース(数学)2年の岡本 英通(ひでみち)さんと大学院自然科学技術研究科生命科学・化学専攻食品生命科学領域1年の沖賀 春菜さんの2名が,(株)バローホールディングスにおいて成果報告を行いました。
岡本さんは,ドイツカールスルーエ教育大学へ約3ヶ月間留学し,「創造的思考力を数学教育でつくりあげる」ことをテーマに研究を行いました。報告会では,「日本でこのような教育は行っておらず,先行的に行われているドイツで実践的な教育を学ぶことができた」と語りました。
沖賀さんは,School of Bioresources and Technology King Mongkut's University of Technology Thonburiへ約2ヶ月間留学し,「青果物の低温障害発生メカニズム研究」をテーマに研究を行いました。報告会では,「研究のみならず,異国の文化の違いも理解することができた」と語りました。
岐阜大学基金では,今後も学生の様々な挑戦をサポートする取組を続けていきます。
2018.02.05
- 内部リンク
- 独自サイト
- 外部リンク
- ファイルリンク