【クリーンキャンパス】オオフサモ駆除を行いました
11月8日(水)大学北部に位置する鷭ヶ池からキャンパスを縦断する構内河川において,繁殖が確認された特定外来生物「オオフサモ」の駆除を,地域科学部の向井貴彦准教授,応用生物科学部の伊藤健吾准教授,石田仁准教授の指導のもと,環境対策室,施設環境部主催で行いました。この活動は今回初めて行うもので,学内の有志33名(内訳:教職員11名,学生22名)で行いました。
駆除作業前に向井准教授より,「オオフサモ」がどのように日本に入ってきたのか,また日本で繁茂している状況について説明があり,そのことを理解した上で作業を開始しました。参加者は,胴付長靴を着用し構内河川に入り手作業で岸まであげました。作業の終わりには,伊藤准教授より,特定外来生物だから駆除するというのではなく,放置しているとどのような影響があるかを考えることが重要であるとの話を聞き,今後の活動の必要性を確認しました。
「オオフサモ」は特定外来生物に指定されており,全国的にもその大繁茂による"生態系に関わる被害"を確認でき,本学においても「環境ユニバーシティ」として,在来種への影響や水流を妨げる等の問題を取り除くべく取り組んでいかなければなりません。
また,本学の"キャンパスマスタープラン2015 ~グリーンキャンパス構想~"においても,当該水路や丸池といった水辺空間は,キャンパス内の空間形成において重要な場所と位置づけています。
今回の活動は,「環境ユニバーシティ」と「キャンパスマスタープラン」という2つの取組みが協働し,本学の特色ある取組みとして教職員はもとより学生参加による全学的イベントとして今後も継続的に行っていく予定です。








