お知らせ

岐阜大学重点講座(環境)「野生生物と環境」を開催しました

 岐阜大学大学院連合農学研究科(構成大学:岐阜大学,静岡大学)は,10月21日(土)JR岐阜駅前の岐阜大学サテライトキャンパスにて,一般市民を対象に「環境講座~野生生物と環境~」を開催しました。
 本講座は,絶滅の危機に直面する生物の保全,外来生物の脅威,野生動物による農林業や自然植生への被害などを取り上げ,こうした環境問題の解決を目指して進められている大学と地域や関連機関との共同の取り組みをわかりやすく解説すると共に,本研究科の広報を目的として開催しました。
 始めに,千家正照連合農学研究科長からの挨拶及び松村秀一応用生物科学部教授から3名の講師の紹介を行った後,「ライチョウの危機と動物園での保全への挑戦」(岐阜大学:楠田哲士准教授),「身近に潜む外来生物の脅威」(静岡大学:加藤英明講師),「森とシカと人」(岐阜大学:安藤正規准教授)の3題の講演を行いました。演題毎の質疑応答では受講者から数多くの質問(ライチョウの保全活動について一般市民ができること,外来種を利用した食育,鹿肉の有効利用等)が出され,参加者延べ87名(一般市民57名,学生20名,教職員10名)は皆熱心に耳を傾けていました。
 終了後に回収したアンケート結果では,次年度も同様の環境講座の開催・受講の希望者が多く,環境に対し関心が高いことが伺えました。

講演をする静岡大学:加藤英明講師 
講演を聴く参加者

2017.11.06

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