１０月２０日（金）に，『岐阜大学産学連携フェア2017』をJR岐阜駅前岐阜大学サテライトキャンパスで開催し，産業界の方々を中心に８４名の参加者がありました。
　本フェアでは，岐阜大学地域交流協力会と共同開催の｢秋の特別講演会｣と若手教員の研究成果及び学会賞等を受賞した教員の研究成果を中心とした，関連技術の説明とパネル展示を行いました。
　当日は，森脇学長から挨拶があり，続いて，特許（出願）関連技術及び学会賞を受賞した技術シーズについて４名の研究者が発表し，参加者から質問がされるなど，熱心に耳を傾ける姿が見られました。
　続いて，岡本地域交流協力会会長からの挨拶の後，｢秋の特別講演会｣第1部にて，一般社団法人ベンチャーエンタープライズセンター業務部長の松井 秀樹氏より，｢産学連携・共創とベンチャー企業－地方創生を目指して－｣と題し，大学発ベンチャーの現状について講演がありました。第２部の講演では，一般財団法人エメラルド倶楽部代表理事である菅原 智美氏から，｢社員が辞めない 会社づくり・人づくり｣と題して，自身の経験を交えながら社員のモチベーションを維持する経営の秘訣について講演がありました。
　多くの方に足を運んでいただき，産業界に岐阜大学の研究成果を紹介する良い機会となりました。今回は，本学の研究・技術シーズの発信を通じて，企業ニーズとのマッチングの機会を提供することで，イノベーションを創出し地域産業界への貢献を高めることを目的に開催しましたが，今後もこうした活動を継続して実施する予定です。