お知らせ

第5回東海地区障害学生支援担当者会を開催しました

 7月21日(金)岐阜大学を当番校として,本学サテライトキャンパス(JR岐阜駅前)において第5回東海地区障害学生支援担当者会を開催しました。
 この担当者会は,東海4県(愛知・三重・静岡・岐阜)の大学が持ち回りで開催しており,障害者差別解消法の施行から一年を経た今年は,障害のある学生支援を担当している教職員,関係者を合わせ約80名の参加がありました。
 午前中は,県別の関係者でミーティングが行われ,午後からの全体会(講演,分科会)では,国立吉備高原職業リハビリテーションセンターの高木職業評価指導部長から同センターのプログラム事例の紹介が,講演1では,教育推進・学生支援機構の舩越特任助教と保健管理センターの堀田助教から「岐阜大学における学内連携およびAHEAD JAPAN ボストン研修報告」が行われました。続く講演2では,山本保健管理センター長から「高等教育機関における保健管理と障害学生支援~保健管理部門との連携を中心に~」と題した講演がありました。
 また,分科会では,"支援体験談"と"就労支援"に分かれ「福祉サービスを利用した下宿生活と学内・実習時での支援について」及び「ハローワーク担当者による支援の実際~発達障害の学生支援を中心に~」の二つのテーマについて,日本福祉大学学生課の生川氏並びに本学障害学生支援室舩越特任助教が司会を担い,それぞれの支援について,学生本人の想いを最大限尊重するにはどうしたらよいかを念頭に置きながら,担当者目線で活発な意見交換が行われました。
 障害のある学生が安心して大学生活を送るためには,支援に携わる大学内外のさまざまな立場の人たちの連携が欠かせません。その中で重要な役割を担う障害学生支援担当者は,専門的な知識や情報を広範にわたり求められるケースが増えてくることが予想されます。多様なニーズに対応するための支援に関する情報や支援策を共有するため,さらに,社会資源との連携を強化するためには,地域における支援担当者ネットワークの構築が必要不可欠となり,この担当者会の役割もさらに重要性を増します。
 最後に柏倉日本福祉大学学生支援センター長から分科会報告並びに講評が行われ,障害学生支援担当者にとって有意義な研修会となりました。

第5回東海地区障害学生支援担当者会の様子
第5回東海地区障害学生支援担当者会の様子

2017.08.22

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