2017年度から新たに，カナダ・アルバータ大学ESL(English as a Second Language)プログラムを開始しました。
　本プログラムは，グローカル推進本部が企画・実施する全学の学生が参加可能な事業で，岐阜大学でのおよそ２カ月の事前語学研修とカナダのアルバータ州，エドモントンに所在するアルバータ大学での３週間の語学・異文化理解研修から構成されます。
　初年度である今年度は，教育学部２名，地域科学部１名，医学部２名，工学部７名，応用生物科学部18名の全30名の学部学生が事前語学研修を修了しました。事前語学研修は，外国人留学生のティーチングアシスタント９名にも手伝ってもらいました。
　８月３日（木）には，このプログラムの事前語学研修の修了式および留学前の歓送会が開催されました。このうち29名が，８月６日（日）にアルバータ大学へ，１名が他のプログラムであるオーストラリア，グリフィス大学へのサマースクールに出発します。
　アルバータ大学で学生たちは，３週間にわたり語学研修・異文化理解の授業や様々なアクティビティを体験し，そのすべての日程をホームステイで過ごします。
　本学は，学生たちが本プログラムを通じて，語学能力はもちろん，異文化理解を通じた他者への思いやりや敬い，コミュニケーションが完全に取れない状況などの困難に立ち向かい，それを乗り越えるちから，自立的に物事を考えそれを実行する能力を伸ばすことなどを期待し，彼らを送り出します。
　３週間，安全に配慮しつつも，能動的で有意義な短期語学研修を学生たちが過ごしてくれることを期待します。