平成28年度第11回学長記者会見を実施しました
3月21日(火)に,平成28年度第11回学長記者会見を実施しました。
今回は,「アンモニアを原料とする低コストの燃料電池用水素製造装置の開発について」をテーマとして,まず森脇学長から,大学の将来ビジョンと関連させながら概要を説明しました。続いて,本学次世代エネルギー研究センターの神原 信志センター長から,同成果について詳細を説明しました。
本学次世代エネルギー研究センターの神原教授(大学院工学研究科 環境エネルギーシステム専攻)は,澤藤電機株式会社(群馬県)との共同研究により,世界初となる,プラズマによって常温・常圧・無触媒でアンモニアから高純度水素を製造する水素製造装置を開発しました。
アンモニアから水素を取り出すこの技術により,必要な時に必要な場所で水素を供給することで,産業用・家庭用燃料電池発電機,燃料電池自動車等への普及が期待されます。
発表内容の詳細は,下記関連リンクに掲載している報道発表資料をご覧ください。