お知らせ

連合農学研究科が「第3回国際ワークショップ」を開催しました

 大学院連合農学研究科では,カセサート大学(タイ)の協力を得て11月28日(月)・29日(火)の2日間,タイにおいて『第3回国際ワークショップ』を開催しました。
 本企画は,大学のグローバル化の推進と現地産業界との交流を推進することを目的とし平成26年度から実施しています。

 初日の28日(月)はカセサート大学において「健康・食・エネルギーに貢献する最新の微生物学研究」をメインテーマとし,ワークショップを開催しました。千家正照研究科長の開会の挨拶後,スパ理学部長と鈴木文昭理事(国際・広報担当)の基調講演,光永徹教授によるIC-GU12活動紹介,岩橋均教授,河合真吾教授,徳山真治准教授3名の研究紹介,カセサート大学からビッチェン准教授外3名の教員による研究紹介,本研究科学生1名及び応用生物科学研究科学生3名による研究インターンシップの実施状況報告,タイの地元企業4社の企業紹介を行いました。
 総勢92名ほどの参加者は,熱心に耳を傾けており意見交換も活発に行われ,微生物分野における情報交換や修士学生や研究者や地元企業との研究交流が行われ,グローバル化促進のための交流の場として成功のうちに終了しました。
 なお,本ワークショップの運営については,小川科学技術財団の支援を受けました。

 2日目の29日(火)は,バンコク市郊外にあるカンペンセンキャンパスを視察し,Rice Gene Discovery and Rice Science Centerにてタイにおける稲の遺伝子資源や高付加価値な新規稲品種作出に関する研究紹介や同センターが所有するハイスループットな遺伝子解析装置等の研究設備の紹介がありました。午後は,Thai Foods International Co.,Ltd.を訪問し,中嶋浩太郎工場長による会社説明の後,核酸系旨味添加物が精製されるまでの工程についてビデオ紹介され,その後工場内を視察しました。
 カンペンセンキャンパスでは,学生寄宿舎や生活に必要な施設が敷地内に完備され,学生が勉強に集中できる環境が整えられている様子を肌で感じられ,工場見学では,周辺地域の資源を有効に活用し,低コスト化が図られていること等理解を深めました。

IC-GU12:岐阜大学の呼びかけで形成された「南部アジア地域における農学系博士教育連携コンソーシアム」の略称。


1日目:11月28日(月)の様子

鈴木理事の基調講演
スパ理学部長の歓迎挨拶
岩橋均教授の研究紹介
質疑応答風景
インターンシップ研究状況報告する修士学生
発表者,関係者等集合写真

2日目:11月29日(火)の様子

アピカート バナビチット准教授との記念品交換
Rice Gene Discovery and Rice Science Center内の視察
カセサート大作出のKUビーフについての説明 
中嶋浩太郎工場長による会社説明

2016.12.22

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