お知らせ

全学部合同防災訓練を実施しました

 12月7日(水),柳戸キャンパスにおいて,学生保安消防隊及び地域防災リーダー実践受講生の協力のもと,全学部合同防災訓練を実施しました。

 この訓練は3部構成となっており,第1部は,学生・教職員全員参加で「避難訓練」を行いました。今回は屋外に災害対策本部を設置し,各部局から学生及び教職員の避難状況を確認するとともに,安否確認システムを活用して安否状況を把握しました。

 第2部は,全学共通教育講義棟で「体験訓練」として,スモーク体験訓練,緩降機を使用した訓練,起震車体験訓練を行いました。自由参加のパートでしたが,学生及び教職員の多数の参加がありました。

 第3部では「防災に係る講演会」として,講堂にて,熊本大学教授であり同大減災型社会システム実践研究教育センター長でもある松田 泰治 氏及び熊本大学運営基盤管理部総務課長の赤岩 寛之 氏を講師にむかえて講演いただきました。 松田教授は「平成28年熊本地震による地震被害と課題」と題し,平成28年熊本地震による被害の様子が分かる写真を多数示しながら,特に道路や家屋等にどんな被害があったのか,分かりやすく説明されました。また,熊本で行われてきた様々な取り組みについても紹介されました。
 赤岩課長は「熊本地震における熊本大学の被害・対応と課題」と題し,平成28年熊本地震の発生直後から大学としてどんな対応をとったのか,フィードバックも含めて具体的に説明されました。

 いざという時,何が必要なのか,そのために今何ができるのか,大学全体で,様々な体験や講演から考えることのできる非常に有意義な機会となりました。
 今後も本学は,大規模災害対策も含め,危機対応体制の整備に努めていきます。


全員参加での避難訓練
災害対策本部に報告が集まります
起震車で震度7を体験する参加者
緩降機を使用して3階から避難する様子
スモーク体験訓練
講演する松田教授
講演する赤岩課長
学生からも積極的な質問がありました

2016.12.13

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