本学は，毎年度受審している環境マネジメントシステムの国際規格ISO 14001の維持審査，ならびに2015年9月に改正されたISO 14001:2015規格への移行審査を10月12日・13日に受審しました。
　今回は主に，本学の環境マネジメントシステムの運用が新規格に適合しているかについての審査が行われました。

　今回の審査に向け，環境マネジメントシステムの運用について構成員へ周知することを目的とした研修を学内の各部局別に計21回行い，計691名が受講しました。
　また，新規格に基づいた運用を行い，職員・有志の学生による内部環境監査，学長によるマネジメントレビューを実施し，システムの見直しを行ってきました。

　審査当日は，外部審査機関から2名の審査員を迎え，学長へのインタビュー後，2日間にわたり各部局の審査が行われました。その結果，審査員より本学の環境マネジメントシステムが有効に維持・運用されており，またISO 14001:2015規格にも対応しているとの評価をいただきました。
　また，審査員からは，学部における環境意識向上のための教育や啓発活動について高い評価を受けました。環境マネジメントシステムのさらなる改善に向けた意見もいただきました。

　今後も，全学で継続的改善に取り組み，「環境ユニバーシティ」として環境に配慮した特色ある諸活動を展開していきます。