岐阜大学大学院連合農学研究科（博士課程）は，８月２９日（月）に，JR岐阜駅前のじゅうろくプラザにおいて，南部アジア農学系博士課程教育連携コンソーシアム加盟校（南部アジア地域７カ国１７大学），インドネシア政府教育省高等教育総局及びオブザーバー１大学による「The 5th UGSAS-GU Roundtable 2016」（第５回農学系博士教育国際連携円卓会議２０１６）を開催しました。

　森脇岐阜大学長の歓迎スピーチで始まり，加盟大学の副学長や若手研究者（主に本研究科修了生）等総勢９１名の出席を得て，「農学系博士教育の質の保証と社会貢献の向上を目指す国際連携活動」の一環である「デュアル／ダブルPhDディグリープログラム」と「サンドイッチプログラム」の進捗状況や，４大学に設置した共同実験室の使用状況等についての報告がありました。
　引き続き，オブザーバーとして出席した「ラオス国立大学」を当コンソーシアムに加えることについて合意を得た後，調印式が行われました。
　３０日（火）には"The 5th UGSAS-GU ＆ BWEL Joint International Symposium 2016"（海外のアカデミアで活躍する本研究科修了生等を講師としたシンポジウム）が，３１日（水）には，Expedition Tourとして，犬山頭首工にて水利施設の視察，犬山城及び城下町の歴史散策，内藤記念くすり博物館にて薬の製造工程の視察が行われました。
　３日間，いずれのプログラムにおいても南部アジア農学系博士課程教育連携コンソーシアムの将来に向けた活発な提案・意見交換が行われ，今後の更なる連携に向けて非常に有意義な機会となりました。