６月２９日（水），全学共通教育棟のアクティブ・ラーニング教室において，教養講演会第２弾『武村正義氏に聞く　選挙・政治－この国はどこへ行くのか』が開催されました。
　本学の教養教育をより良いものにすることや，学生一人ひとりが教養教育の大切さを考えることを目的として，今年度より教育推進・学生支援機構（教養教育推進部門）が主催して「教養講演会」を開催しており，今回はその第二弾でした。
　武村氏の講演においては，参議院議員選挙の投票日が迫る中，若者が政治や選挙にどう向き合っていくべきか，様々な経験を踏まえて分かりやすく説明があり，「政治に限らず，あらゆる物事を考える上で，多面的に考えることを大切にしてほしい。」と学生に向けてメッセージがありました。
　講演の後は質問が絶えませんでしたが，武村氏からは一つひとつの質問に対して丁寧な回答がありました。
　学生からは，「今日の話を聞いて，選挙や国際情勢，国の歴史についてもっと勉強したいと思った。」や「歴史に関する問題には，いろいろな見方があってそれを知ることの大切さを感じた。」といった感想が寄せられ，若者の政治参加に高い関心が集まる中，学生・教職員を問わず，非常に啓発的な機会となりました。

　教育推進・学生支援機構（教養教育推進部門）では，今後も教養講演会を開催します。大学でしか得られない貴重な学習のチャンスがありますので，ぜひ学生の積極的な参加を期待します。