お知らせ

本学医学教育開発研究センター(MEDC)が第60回医学教育セミナーとワークショップを開催しました

 医学教育開発研究センター(以下,MEDC)は,東京医科大学医学教育学分野と共催で,5月21日から22日の2日間にわたり,第60回医学教育セミナーとワークショップin東京医大を開催し,全国各地から総勢200名の参加者・講師が集い,計7つのワークショップとパネルディスカッション,セミナーを実施しました。
 今回は,第60回開催を記念して,文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室の薮本沙織学務係長からご挨拶をいただきました。併せて,MEDCの医学教育共同利用拠点としての新事業であるMEDフェロー/アソシエイトの第1回認定証授与式を執り行いました。
 ワークショップでは,eラーニング,臨床実習,Institutional Research,英語模擬患者,シミュレーション教育,分野別認証,性的マイノリティなど,多彩なテーマの教育について活発な議論が行われました。
 セミナーは東京医科大学のR. ブルーヘルマンス准教授に「ICTを活用した医学教育の未来構造 -さらなる高みへ-」と題して,ICTを活用した教育の導入が加速している現状において,eラーニング教材の共有に基づいた未来構想とその課題について講演いただきました。
 また,新企画であるパネルディスカッションでは,約70名の参加者が6名のパネラーとともに,共感の定義・メカニズムについて理解を深め,医療専門職を目指す学生・現役医療者が共感の能力を後天的に獲得することはどこまで可能なのか,能力獲得のためにどのような教育処方が有効なのかについて活発な討論がなされました。
 MEDCでは,医学教育の全国共同利用拠点として,我が国の医療者教育の普及・開発・向上に寄与すべく,年4回,「医学教育セミナーとワークショップ」を開催しています。
 次回第61回は,平成28年8月19日〜21日の3日間,岐阜大学医学部にて開催します。

ワークショップに取り組む参加者
文部科学省高等教育局大学振興課薮本学務係長に
よる挨拶
R. ブルーヘルマンス准教授による講演
新しい試みであるパネルディスカッション

2016.06.02

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