お知らせ

タイ教育省副局長らが学長を表敬訪問しました

 平成28年1月18日(月),タイ教育省のパヨム・チンナウォン氏(基礎教育委員会事務局・副局長),アムナート・ウィチャヤヌワット氏(基礎教育委員会事務局・特別支援教育課・課長),パッサコン・ポンシッターコム氏(基礎教育(初等中等教育)監督促進・向上センター・センター長),スジン・サワンシー氏(国立ロップブリー特別支援学校・校長),ユパ・イーアムサグアン氏(基礎教育委員会事務局・政策計画課・外事担当課員)が,森脇学長を表敬訪問しました。本部からは,鈴木理事(国際・広報担当),江馬理事(教学・附属学校担当),応用生物科学部からは大場伸也教授,教育学部からは国費教員研修留学生のチャニダ・エクサパン氏が同席しました。また,中部学院大学からは,古田善伯学長が同席しました。
 本学とタイ教育省は,これまで特別支援教育の領域において交流を続けてきており,平成27年3月には,大学間学術交流協定を締結しました。懇談の中でパヨム氏は,日本ではタイよりも障害者の社会参加が進んでいることから,今回の訪日を通じて,障害を持った子供達への教育や支援について学びたいと話されました。特に,本学で成功を収めている農場での障害者雇用や,教育学部における教員養成への取組みについて,高い関心を寄せられました。また,2017年にタイ教育省では,特別支援教育に関する国際的セミナーの開催を計画しており,岐阜大学,中部学院大学とも連携して,準備を進めていく方針を固めました。
 学長表敬訪問後,一行は教育学部を訪問し,特別支援教育を専門とする教員らと面会を行いました。はじめに,池谷尚剛教育学部長から,教育学部の概要やカリキュラムについてプレゼンテーションがあり,その後の質疑応答では多くの質問が挙がり,活発な議論が行われました。

 なお,同一行は,19日には文部科学省で伯井美徳審議官,井上特別支援教育課長等と面談し,タイ側が設置を検討している自閉症教育研究所(仮称)や人材交流について意見交換を行いました。
 さらに20日には筑波大学附属久里浜特別支援学校及び独立行政法人国立特別支援教育総合研究所(神奈川県横須賀市)を訪問し,教員の受入れや派遣について協議を行いました。本学からも横山理事,大場教授がこれに同行し,関係者と特別支援教育に関する意見交換を行い,大変有益な機会となりました。

懇談の様子
記念撮影
教育学部訪問
文部科学省訪問(左:伯井審議官、右:パヨム副局長)

2016.03.04

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