フォーラム「地域と岐大留学生」を開催しました
本学グローカル推進本部及び留学生センターは,平成28年2月17日(水),フォーラム「地域と岐大留学生」(地域協学センター共催)を開催しました。
当日は,本学に在籍する留学生・日本人学生及び教職員,学外の方等約50名の参加がありました。
本フォーラムは,「郡上地域と留学生ホームステイ」,「高山地域と留学生インターンシップ」の2部構成で行いました。
「郡上地域と留学生ホームステイ」では,今年度(2015年度)まで20年間連続して岐阜大学サマースクール(受入)のホームステイプログラムにご協力いただいている郡上八幡国際友好協会(GIFA)の会長 鷲見幸彦氏より,地域の住民がプログラムを通じて異文化に接したことで,郡上や日本の文化を見つめ直すことができ,人と人とのふれあいと多様性への理解が生まれ,地域の活性化に繋がるというお話をいただきました。
「高山地域と留学生インターンシップ」では,留学生インターンシップのコーディネートを担っているNPO法人まちづくりスポットの代表理事 竹内ゆみ子氏より,インターンシップに留学生を受け入れることのメリット・デメリットを踏まえての改善策と反省点,送り出す大学に対して期待していることを伝えていただきました。
また,昨年度サマースクール生として郡上ホームステイを体験した留学生(日本語・日本文化研修生)のシモン・ウィークルンドさん(スウェーデン)は,ホームステイ先での様々な思い出とそれが再留学への契機になったことを発表しました。高山インターンシップでの経験学生(留学生センター特別聴講学生)のエン・ウサンさん(中国)は,旅館の売店での接客業について,ゴ・ゲンさん(中国)は,旅館の仕事を通して得たもの等,関わった人たちへの感謝の気持ちを伝えました。続いて,高山の旅館に就職予定の地域科学部4年生 木村朋恵さんは,アメリカでの留学経験から就職先を高山市に決めた理由と将来の夢を語りました。
最後の質疑応答では一般参加者も交えて,インバウンド等について意見交換を行いました。本フォーラムは,留学生を通して地域と大学の交流をより一層深めるよい機会となりました。