お知らせ

インド工科大学グワハティ校との第1回ウィンタースクールを実施しました

 グローカル推進本部は,12月4日(金)から12月22日(火)にかけて,本学への留学を今後の進路の選択肢に入れてもらうべく,事前に本学での研究生活を体験する機会を提供するプログラムとして,第1回ウィンタースクールを実施しました。
 ウィンタースクールは,学術交流協定大学の一つであるインド工科大学グワハティ校(IITG)との国際協働教育の連携(サンドイッチプログラム,ジョイントディグリープログラム)活性化を視野にいれて企画されたもので,60数名からなる応募者の中から8名が選抜され,研究室体験,日本語教育,日本文化体験,地域企業訪問等を行いました。
 初日は開校式,森脇学長へ表敬訪問を行った後,キャンパスツアーを実施し,保健管理センターで山本センター長から留学生へのサポートや滞在中の健康面への注意点などの説明を受けたほか,留学生センターや国際交流会館などの施設を見学して,本学の留学生に対する支援体制を実見しました。
 研究室体験では,応用生物科学部及び工学部の研究室で研究指導を受け,さらに滞在中に必要となる最低限の日本語講義(サバイバル日本語)を受講し,配属先の研究室の学生と交流を深めました。また,期間内にはGU-NASTシンポジウムや,IITGのビスワス学長による特別講義に参加したほか,本学工学部のリム准教授による「日本の大学の国際化」をテーマとしたディスカッション形式の特別講義を受講し,参加学生らが考える"大学の国際化"についても話し合いました。
 ウィンタースクールでは,グローカル(グローバル+ローカル)人材の育成に向けて,地域の日本企業の見学も取り入れており,参加学生らは日本企業の技術力の高さを学び,システム化された製造ラインを見学するなどして,日本企業への理解を深めました。
 最終日には,成果報告会を行い,日本語でのスピーチを披露した後,研究室での研究成果やウィンタースクール全体の感想を英語で報告しました。参加学生は非常に質の高いプレゼンテーションを披露し,教員側からも高評を得ました。
 実施後のアンケートでは,「期待以上のプログラムであった」,「研究設備が充実していた」,「また岐阜大学に来たい」など,岐阜大学でのキャンパスライフ体験に非常に満足してもらえた一方で,「岐阜大生の研究に対する知識は高いが,英語でのコミュニケーションが壁となっていると感じた。英語でのディスカッションがもっとできたらよかった」と"本学学生の国際化"における課題についても指摘されていました。
 グローカル推進本部は,ウィンタースクールの体制強化を図り,今後も継続的な運営を進める予定です。また,本学学生への波及効果も視野に入れてグローカル人材の養成を目指していきます。

森脇学長を表敬訪問
ラボワーク体験の様子
応用生物科学部のラボツアー
株式会社ナガセインテグレックスでの企業見学
TOYOTA高岡工場のプラントツアー
太陽化学株式会社の工場見学
成果報告会での発表の様子
閉校式の様子

2016.01.14

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