「第2回国際ワークショップ」を開催しました
本学大学院連合農学研究科は,本学応用生物科学研究科及びインドネシアのスブラス・マレット大学(UNS)の協力を得て,11月30日(月)~12月1日(火)の2日間,インドネシアのソロパラゴンホテル(ソロ市)において『第2回国際ワークショップ』を開催しました。この企画は,大学のグローバル化の推進と現地産業界との交流を推進することを目的とし昨年度から実施しています。
今年度は,「生物環境科学」をメインテーマとし,初日の30日(月)は,UNSのラフィク カルシディ学長と本学の鈴木理事(国際・広報担当)の基調講演をはじめ,千家連合農学研究科長と向井教授による研究科紹介,平松教授,大西准教授,広田助教3名の研究紹介,UNSからは研究紹介,インドネシアの地元企業であるExperimental Stations for Riversの企業紹介を行いました。約110名の参加者は,熱心に耳を傾け,意見交換も活発に行われました。
またこの機会を活用し,UNS International Officeのタウフィック アルマクムン氏と国際企画課の迫係長が打合せの場を持ち,両大学が実施している国際関連事業や今後の交流等について意見交換を行いました。
その後の情報交換会では,UNSの修士学生や研究者や地元企業との研究交流が行われ,グローバル化促進のための交流の場となりました。なお,本ワークショップは小川科学技術財団の支援を受けました。
1日(火)は,砂糖精製工場のRG.Tasikmadu-Karanganyarを訪問し,テグー アグングT.N.氏による会社説明の後,砂糖が精製されるまでの工程についてビデオ紹介され,その後,工場を視察しました。
また,この日はUNSにおいて博士課程学生によるBilateral Seminarが開催されており,連合農学研究科の中野専任教授の挨拶の後,学生の神谷卓男(D2)さんと伊藤弘樹(D1)さんが,PT.Great Giant Pineapple(ランポン州にあるパイナップルの大規模農園)での研究インターンシップ報告を兼ねて研究報告を行いました。
午後は,UNS内に設置された岐阜大学オフィスの利用状況確認及び共同実験室の開所式を開催しました。テープカットは,UNSのサマンフディ教授(農学部副学部長)と千家連合農学研究科長が行い,実験装置等の確認を行いました。
この共同実験室は,UNSのデヴィ准教授(岐阜大学客員准教授)の管理のもとIC-GU12加盟大学の教員と学生に開放し,環境科学関連の研究拠点とします。
IC-GU12*:岐阜大学の呼びかけで形成された「南部アジア地域における農学系博士教育連携コンソーシアム」の略称。
2015.12.24
- 内部リンク
- 独自サイト
- 外部リンク
- ファイルリンク