岐阜大学学生チーム「iGEM Gifu」が，学生を主体とした合成生物学の世界大会である「iGEM 2015」^※1において，「シルバーメダル」を受賞しました。昨年の出場に引き続き，２年連続の受賞となりました。
　今回の受賞を受け，インストラクターの岩橋先生とともに，iGEM Gifuのメンバーが学長室を訪問し，受賞の喜びを森脇学長に伝えました。
　報告では，アメリカのマサチューセッツで開催された世界大会での口頭発表^※2 や，大会授賞式の様子が報告されました。昨年の研究を発展させるとともに，質疑応答への対策を強化して大会に臨みましたが，惜しくもゴールドメダルの獲得を逃したことに対して，メンバーの長谷川さんは「昨年よりレベルアップしたと思うが，ゴールドに届かなくてとても悔しい。今後は後輩に夢を託してサポートしていきたい」と語りました。
　森脇学長からは，「研究は確実にレベルアップしているし，よく頑張ったと思う。経験をしっかりと後輩に伝えてほしい。大学としてもできるかぎりサポートします」と激励がありました。
　なお，大会出場に係る旅費の一部は岐阜大学基金より支出しました。本学は，今後も世界に羽ばたく学生を支援していきます。

• 1. iGEM（アイジェム：the international Genetically Engineered Machine competition）は学生を主体とした合成生物学の世界大会です。本年度の世界大会iGEM 2015には，世界各国から259チームが参加しました。
• 2. iGEM Gifuチームは，英語での口頭発表（発表２０分間および質疑応答１０分間）と大会中に２回開催されたポスターセッションで発表を行いました。