本学留学生センターは，１２月１０日（水），全学共通教育棟において，留学報告会を開催しました。 　この報告会は，留学を希望する学生や，留学に関心のある学生を対象に，留学に関する情報を提供することにより留学が身近なものとなり，留学への一助となることを目的に，毎年この時期に開催しているもので，既に１０回以上開催している報告会です。
　今年，グリフィス大学（オーストラリア，学術交流協定大学）のサマースクールに参加した学生たちによる会の準備，受付，進行のもと報告会は開催され，当日は，日本人学生，留学生，教職員等約６５名が参加しました。
　報告会では，まず，ルンド大学（スウェーデン）に留学した武田憲人さん（教育学部4年），サンディエゴステート大学（アメリカ）金武李佳さん（教育学部4年），シドニー工科大学（オーストラリア）佐伯卓馬さん（工学研究科２年），エアフルト大学（ドイツ）中村織衣さん（医学部３年）の４人が，パワーポイントにより，留学の動機，留学先を決定した経緯，現地の環境，勉学や生活，宿舎の様子，留学へのアドバイス等々について語りました。
　続いて，２６年１０月から本学に留学している，サンディエゴステート大学（アメリカ）のルーカス・ケイレブさん，木浦大学のパク・ウォンさん，キム・ヤンソンさんが，出身大学の紹介（位置，気候，学部・学生数など），観光スポット，食べ物等について流暢な日本語で説明をしました。
　最後に，オーストラリアのグリフィス大学，韓国のソウル科学技術大学のサマースクールに参加した３人の学生が，授業の様子，ホームステイとホストファミリー，観光の様子，留学の体験や感想等について報告を行いました。
　発表者全員が，勇気を持って一歩踏み出し，そこで多くの人々との良い出会いがあったことを話し，後輩へのアドバイスとしました。
　報告会終了後は，交流会を行いました。参加した学生たちは，留学経験者を囲み，活発に情報交換を行いました。報告会とは違うリラックスした雰囲気のなかで，学術交流協定大学の情報が入手でき，留学の夢へ一歩近づく機会となりました。
　また，当日は，交換留学のほか，様々なスタイルの海外活動を体験した学生の記録をまとめたパンフレットや留学ガイドブックが配布されたほか，サマースクール参加者が作成したオリジナルのポスターも掲示され会場を盛り上げました。 このポスターは留学生センターの交流ラウンジに掲載しています。留学相談はもちろん，パンフレット・ガイドブックも配布していますので，興味のある方は留学生センターへぜひお越しください。