お知らせ

岐阜大学生チーム「iGEM Gifu」が学長室を訪問しました

「iGEM 2014 Giant Jamboree」※1において,岐阜大学学生チームiGEM Gifu(応用生物科学部3年生の9名)が「シルバーメダル」を受賞しました。

 今回の受賞を受け,インストラクターの岩橋先生,岩本先生および海老原先生とともに,iGEM Gifuの9名が学長室を訪問し,受賞の喜びを森脇学長に伝えました。
 アメリカのボストンで開催された世界大会での口頭発表※2や大会授賞式の様子を動画や発表用のポスターを交えながら懇談しました。森脇学長からは,「iGEM審査員の質疑応答は,まず審査員が皆さんの研究を簡単にまとめ,評価してから質問に入る形式をとっています。これは,本格的な研究発表の質疑応答形式です。」との意見があり,また,すでにiGEM Gifuチームが作製した新しいBioBrick※3に他のiGEMチームから問い合わせがあったことを報告したところ,学長から「それは,あなた方の研究が評価された一番の証拠です」とお褒めの言葉がありました。最後に「あなた方の後輩が続いてこのような大会に参加できるように,指導をよろしくお願いします。」と激励がありました。

 なお,大会出場に係る旅費の一部は岐阜大学基金より支出しました。本学は,今後も世界に羽ばたく学生を支援していきます。

受賞報告を行う学生
全員で記念撮影

注 釈

  • 1)iGEM(アイジェム:the international Genetically Engineered Machine competition)は学生を主体とした合成生物学の世界大会です。本年度の世界大会iGEM 2014 Giant Jamboreeには,世界各国から227チームが参加しました。(参加登録は245チーム)なおiGEM Gifuの本大会参加は,東海地方で初めてです。
  • 2)iGEM Gifuチームは,11月2日の午前9時からの英語での口頭発表(発表20分間および質疑応答10分間)と大会中に2回開催されたポスターセッションで発表を行いました。
  • 3)BioBrickとは,人工合成遺伝子回路を構築する際の遺伝子部品です。同じ統一規格を持つため,組み合わせや交換が容易となっています。BioBrickをレゴブロックのように組み合わせて,新規回路の構築ができます。iGEMの目的は若手研究者の育成ももちろんながら,このBioBrickライブラリーの充実も含まれています。

2014.12.04

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